映画「ぐるりのこと。」の見どころと主要キャスト

映画「ぐるりのこと。」は、「ハッシュ!」が海外でも高い評価を得た橋口亮輔監督による作品です。ヒューマンドラマとなっており、1990年代から現在までの社会情勢を背景にしたストーリーが展開されます。主役となるのは夫婦で、子供を失くしてしまった妻が精神的な病を患ってしまいます。法廷画家の夫は妻を暖かく支え、徐々に元気を取り戻していくというストーリーです。基本のストーリーはシンプルながらも、1990年代からの時代を思い出させる細やかな作りが特徴的で、全体的に静かな雰囲気ながら、味わい深い作品となっています。

 

キャストは夫婦役はリリーフランキーと木村多江が演じており、穏やかな夫婦を見事に演じています。その他には倍賞美津子や寺島進など、実力派のベテラン勢が揃っており、人気の俳優、女優よりも実力で見せる作品となっています。

 

描かれているのは人の事、愛の事などの人間模様です。夫のカナオが妻の翔子を支える描写はとても深く、考えさせられるという声も多く上がっています。また、1990年代はオウム事件や小学校での児童殺害事件など、様々な大きな問題となった事件が多く発生した時代です。法廷画家として夫のカナオは、そうした被告、原告の様子を描いていきますが、その中でも、人とは何なのかという事を考えさせられるシーンが多くあります。この風景を通してカナオが考えた事は、夫婦の関係にも大きな影響を与えていきます。じっくり深く考えさせられる映画を観たいという方には、お勧めの作品です。夫婦の方には特にお勧めですが、社会を経験してきて、生きていく中ではどうしても出てくる大変さやつらさを味わった方にも共感できるものが多い映画となっています。

介護職 介護の仕事をしている方も悩みが多く、ハードワークでうつ気味になる方もいるみたいですね。